2007年10月09日
マーケティング(地域密着型) 1

(先日の”エビアイス”に引き続き”アシタバアイス”)
マーケティング
定義は色々。
マーケティングをされている方でさえ、色々な論点で説明されます。
毎回名刺交換をするたびに説明に困ります。
「一体何やっているの?」
「マーケティング事業です」
「?」
簡単にさらりと説明するならば、市場が今どのような動向であるのか、消費者が何を思っているのかなどのリサーチをするわけです。
ここで、今までのmiiのブログを思い出すと
集客するためのツール作り
という内容が多かったかと思います。
ツールを作ると言う事は誰でも分かります。
今回は作る際にあるポイントを意識するとそのツールは更に効果的な威力を発揮することをお伝えしたいと思います。
コンセンプトをはっきりさせる。
丁寧なマーケティングを行う。
先日、コンサルタントの先生の講義を聞きましたが、頭に電流が走りました。
いかにコンサルティングをするということが大事なことか。
物事を始めるときに、
「これやったら成功しそう」
って思われる方多いと思います。
しかしお店など次々と出てきては閉じていきます。
これは、どういうことかなぁとよく考えることがあります。
しかし、閉じるお店・成功するお店にはある法則があるんですね(これはきっとお勉強されている方も多いでしょうから今回は省きます)
私もですが、物事を始めるときはかならずリサーチをかけます。
「この商売はやっていけるか」
時々ご相談を受けることもありますが、本人はやる気なんです。でも話を聞いていくうちに「???」と言う事が多く
「辞めたほうがいいかも・・・」
と思うことが多々あります。
もちろん、そんな事は言いません。代わりに別の案を提案するんです。
毎回話して思うのが、物事を行う前のリサーチを行わない人が多いなぁということ。
マーケティングって業者にまかせるもの
↓
高いもの
↓
やらない
そういう発想が浮かび上がりますが、実は自分でも簡単にできるものなんです。
自分ですればその日の生活費だけ考えればいいわけですよね。
できるような気がする=できる
では決してないですよね。
リサーチするときに、県外のデータをそのまま使う方もいますが、それもNGだと思います。
例えばですが、私が行おうとしている事業は他県では1件80万以上でお金が取れると言うデータがあります(これでも安い)
しかし、私の場合この事業に関しては現在お金を取っていません。
(これはこれである意味驚きでしょうが・・・)
他にも似たような業種があります。
というか、現在は取れないのです。市場が求めていないから。
県外で流行っているから県内でも流行るという法則は全く成り立ちません。
飲食業界に勤めていたとき、上司に教えてもらった話。以前彼が在籍していた飲食チェーン店が宮崎に参入しようとしたことがあったらしいのですが、県内のデパート(今で言うSC)と話してみて参入を諦めたと言うのです。
その時に言われたのが
「宮崎では儲からない」
かなり衝撃でした。
県内にはまだまだ参入していないチェーン店がたくさんあります。
今1番に入れたら儲かる!っていうのはありえない話なんですね。
ニーズ自体がないので、参入しても誰も飛びつかないという現実に陥ると言うわけです。
これこそ、
地域密着型のマーケティング
が必要になってくるわけです。
次回は更に掘り下げて・・・。