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Posted by みやchan運営事務局 at

2008年11月28日

キャリコン

キャリコンってなんだかコンパニオンみたい・・・。



※我が姫が寝返りを打った様子(無理やりさせたって感じやけど)

さて、最近増え始めましたキャリコン。
キャリコンとは、キャリアコンサルタントの事。

就職に関する相談を受ける方の事。

こちら、誰でもなれるというわけではなくかな~り難しい試験をパスしなければいけないというお仕事です。
カウンセラーの趣向もあるので、その系の資格の取得も必要です。

さて、先日キャリコンの方と話していてなんだか自分と重なったのでこちらに書いておこうと思います。
もし、今就職活動をしている人や就職歴の短い方がいらっしゃったら何かの参考になれば(ならんてね~)

※あくまで私の主観ですのでご了承ください。

就職面接で何を言うか。
就職で、当落の分かれ目になるのはいかに受験者に当企業において働く意思があるか。
まずは、自分のしたい事・強みを整理する事。そして、そのしたいことや強みを企業でどう行かせるかを考えること。

私は、今更ながらおばかな発想なんですが高校時代から何か社会を変えたいと思っていて、でも何して変えればいいのか分からなくて、ずっと「起業する」って言ってました。
それから、短大に行ったとき「何で起業するか」「どういう風に社会を変えたいのか」を考えながら過ごしてきたのですが、その思いを面接でぶつけることもよくありました。

先日キャリコンの方と話していてハッとしたのが、最近の就職活動事情が違うということ。
たまたま彼女が担当した人がそうだったのかもしれませんが。

何社も試験を受けているけれど受からない子がいて、話を聞いたそうです

「何がしたいの?」
「分かりません」

就職したい気持ちはあるけれど、就職する目的が自分自身でも分からないらしい。
会社に入って何をしたいという事もないそう。

全国的な傾向として、今の就活世代はそうらしいです。
※あくまで傾向です。もちろんそうではない方もたくさん知っています。

時代背景でいくと、

すでに、ものの溢れている時代に生まれた彼らは小さい頃から何不自由なく暮らしている
ところが今になってバブルの崩壊などで、企業の倒産が相次ぎ家族のリストラや減給などの様子を見せられる
そして、その影響は子どもである彼らにも降りかかり就職難の時代がやってきた


そんな訳で、今の学生さん達の傾向としては

安定した暮らし

を求めるそうです。

私達が就職活動をしていた時期は、ちょうど就職氷河期に入った頃でした。しかし、その頃はまだバブルが崩壊して数年だったこともあり、まだ「やればいいことがある」みたいな風潮でどちらかというと
実力主義
の傾向が強かったように思います。

だから、年功序列の会社の体質がすごく嫌で転職することも苦にならなかった。ある意味チャレンジ精神旺盛だったのかもしれません。

それから10年くらいの年月の間に、時代背景はすっかり変わってしまったようです。

今の意識調査では、会社に求めるものは「安定した暮らし」がトップになるそうです。
また、初のボーナスは貯金に回すと答える新社会人も多かったそう。

それだけ、社会に対して期待をしていないという事なのかも。

その点、私達アラサー(around 30)世代は楽観主義的な傾向があるというか

お金はなんとか作れる!

と妙な自信を持っています。
最近元気のあるのは30代かな~っていう気がしますよ。

でも、そろそろ私達アラサー世代も世の中を冷静にみる時期がやってきているのかもしれませんね。
ある意味、今のアラツー世代は賢いのかも。