2008年04月07日

コンサルティングの怖さ

コンサルティングという言葉がどうしても好きになれず、結局私はこの言葉を使わずに最近は、

「業種は?」と聞かれると

「プロモーション戦略とプランニングまたはCB(コミュニティビジネス)」

という説明をしています。

コンサルティングの怖さ
本日の写真、ミヤマパのお疲れ様会。
スタッフだけでも40名を越す方が集まっていただき感謝なのであります。
市内の某ホテルにて。

先日、クライアントさんとお話していて思ったのですがコンサルティングには

プロモーション戦略と人材育成のバランスが必要である

ということ。

人材育成がある程度できると、プロモーション戦略は意外に簡単にできるような気がします。

本日、別のクライアント様の担当者より相談を受けたのが
「自分自身が(プロモーション担当を)やっていくことは不安である」
ということ。

プロモーション戦略と一言で言っても、単純に広告を出せばいいという
訳ではなくてやはりそこにはある程度の準備が必要になります。
聞いてみると、やはり組織体制の問題もあるみたい。

まずは、TOPの方に今の不安材料をきちんとお話することを進めました。その中で私が受けた方がいい部分は引き受けるなど対応の仕方はたくさんあるからと説明させてもらいました。

個人で経営されている方は、逆にプロモーション戦略に力を入れることで力を発揮できるかもしれませんが組織で動いているところは、同時進行で人材育成にも力を入れる必要があります。

さて、話戻って。
よく聞く話で、コンサルティングを利用するメリットとデメリット。

メリットは、やはりノウハウなどを数値化してくれて的確なアドバイスをいただけることでしょうか。
しかし、このコンサルティングは受け手側の知識の熟知度も必要になってくるようです。

先日気になったのは、
「言っていることはすばらしいのは分かるけど、それを聞き手側が理解できないんだよね~」っておっしゃられていたこと。
その会社はコンサル会社にすでに数千万の投資をしているそうです。その分の回収率はどうかというと、「・・・」という事。
よく考えてみると、すごい損失です。

コンサルティングを受けている企業など、結構いますが出店の仕方などが似ていることに気づきます。
こうしたほうがうまくいく。という理論を実践しているからだと思います。

私自身は、そのようなコンサルはやらないのでなんとも言えませんがかなりの資金がないとできない事業展開です。
でも、お店の動きを見てみると意外な落とし穴が潜んでいることに気づきます。

投資額と回収率のバランスが県内においては標準化されていない。

とある、県外の有名なコンサル会社が事例として県内のある町の会社を紹介しておりました。
そのコンサル会社はもともと興味のあった会社だったので、どのようなお店をコンサルティングしたのだろうと気になって行ってみましたらば、そのお店起動していないようなんです。
理由は分かりませんが、紹介記事を読んでまだ年数がたっていないので心配です。

コンサルティングというのは、利用する側もできる限り勉強しておく必要があるというのが私なりの感想です。
一方的にアドバイスを受けるだけでは無駄になってしまいます。

あわせてお話していたなかで興味の引く話題を・・・。
その方も実はその会社にコンサルティングという形で入られているそうですが、彼自身の実際の強みが人材育成だそうです。
現在はフリーでやっているとの事でしたが、今後はこの手のニーズが高まってくるのではと思っています。

すでに、県外ではコンサル業のパーツを分けて

プロモーション戦略
人材育成

というそれぞれに特化した事業が確立されてきています。
私も、彼もこの事業自体の認知度の低さに苦労しているところですが今後はお互いの持ち味を生かしながら相互的なサービスを提供できたらいいなぁと思ったのでした。


同じカテゴリー(事例)の記事画像
箱物よりも
ブログ更新サービス
先日の座談会の様子
「しまじろうキットが売れるわけ」(口コミについて)
同じカテゴリー(事例)の記事
 箱物よりも (2008-12-11 11:26)
 ブログ更新サービス (2008-04-21 10:20)
 先日の座談会の様子 (2007-11-05 08:28)
 チラシに関する意識調査 (2007-10-15 08:30)
 「しまじろうキットが売れるわけ」(口コミについて) (2007-09-06 08:32)

Posted by mii at 11:30│Comments(0)事例
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
コンサルティングの怖さ
    コメント(0)